こんにちは。ポテ美です!
農作業を始めるには、ある程度の道具が必要になります。
どんな道具が必要なのか、今日はじっくり紹介していきますね。
今回はプランター栽培には必要ない道具もあるので、プランター栽培をしている方は、必要な部分だけ飛ばし読みしてくださいね。
土を耕す道具「クワ」
畑の道具と言えば、やっぱりクワ!
土を耕したり、畝(うね)を作るために必須のアイテムです。
最近は、木製の柄だけでなく、アルミでできた軽量タイプもあります。
力がない方はアルミ製のものを使うと便利ですよ。
私もアルミのクワを使っていて、軽くてとても使いやすいんです。
これらは軽量で扱いやすく、強度も抜群。
木製の柄のものは、管理をしっかりしないと腐ることがあるので、その点は注意が必要です。
土を掘る道具「スコップ」
土を掘るなら、スコップも欠かせません!
でも、スコップにはいろんな種類があって、用途によって使い分けると作業がぐんと効率的に。
材質はステンレス製がオススメです。
アルミやプラスチックのものは、使っているうちに変形や破損することが多いので、ステンレス製のスコップが一番安心です。
また、スコップもクワと同様に柄が木でできているものは腐ってしまいます。(私は折ったことがあります。笑)
なので、重たいですが柄もステンレスでできているものがいいです。
角型スコップ
先端が四角形のスコップで、一度にたくさんの土をすくえるので、多くの土を移動させたいときに使います。
また、土や肥料を混ぜる時にも便利です。
穴あき型スコップ
先端に穴が空いているので、土が良く落ちます。
水分を多く含んだ土を掘るときやジャガイモの収穫時に最適です。
移植ごて
苗の植え付けに使うのが、手持ちの小さなスコップ「移植ごて」。
小さいので、子どもやお年寄りにも使いやすいのが特徴です。
先端が尖っているので、使う時には気をつけてくださいね。
この移植ごてには目盛りがついているので、穴を掘った深さが分かりやすく、苗を植える際にも便利です。
剣型スコップとエンピ型スコップ
実は、剣型スコップやエンピ型スコップは、角型や穴あき型、移植ごてがあればあまり使わないんです。
でも、「こんな風に使うと便利だよ!」という使い方があれば、ぜひ教えてくださいね。
剣型スコップ
先端が尖っているので、固い土を掘る時に使います。
エンピ型スコップ
先端が細長く、強度が高いため、深い場所を掘りたい時に便利です。
土寄せや除草に使う道具「ホー」
土寄せや除草には、「ホー」を使うととっても便利!
これ1つで、土寄せと除草ができる優れものです。
ただ、広い範囲を土寄せする時は、トンボを使うとより効率的に作業できます。
小さい範囲で除草したい場合は、小さめのホーを使うのがオススメです。
注意したいのは、ホーで草を刈ることは土の上に出ている草を切るだけで、根まで抜けるわけではないこと。
根までしっかり抜きたい場合は、手で作業する必要があります。
一般的なホーはこちらです。↓
小さい幅のものはこちらです。↓
家庭菜園などの小さい畑では片手で使えるこちらがおすすめです。↓
土寄せに使うトンボは、木製よりもアルミ製の方が軽くて使いやすいですよ。
特に、畑が広い場合はトンボでササっと土を寄せるのが楽になります。
抜いた草や落ち葉を集めたり畝の表面をならす道具「レーキ」
抜いた草や落ち葉を集めるための道具「レーキ」。
畝を作った後に土を平らにするのにも役立ちます。
刃が長くて細いレーキは、草や落ち葉を土と分けて集めやすく、作業がスムーズに進みます。
レーキは肥料をまくときに土の表面を削ることにも使えるのでおすすめです。
狭い範囲を削る時には、片手で使える小熊手も便利です。
水やりの道具「じょうろ」
水やりには、じょうろが必須です。
雨水だけで足りる場合もありますが、家庭菜園では定期的な水やりが必要です。
大きなじょうろを使うと、往復が少なくて済むので効率的です。
道具を使用した後は土を落としましょう
クワやスコップなど金属製の道具は、使った後に土を洗い流すと長持ちします。
道具の管理もしっかりすることが大切です。
また、使った道具をきちんとしまっておくと、探す手間が省けて作業がもっとスムーズに!
必ず使うわけではないが栽培する野菜によっては必要な道具
「ハサミ」や「ひも」は、栽培する野菜によって必要になります。
収穫や不要な芽やツルを切る「ハサミ」
芽やツルを切るときに使います。
刃が小さくて鋭いハサミがオススメです。
硬い枝や太いツルなどは刃の小さいハサミだと切りにくいので、簡単に切れるハサミもあるといいです。
ウリ類や豆類の生長を助ける「支柱」や「栽培ネット」
ウリ類や豆類はツルが伸びるので、支柱やネットでサポートします。
誘引や支柱を結ぶ「ひも」
野菜を正しく成長させたり、ツルが別の野菜の栽培を邪魔しないようにするためには、ひもが必要です。
この時に使うひもは、麻ひもが最適です。
麻ひもは自然素材で作られており、畑に放置しても自然に分解されるので、環境にも優しいですね。
支柱を固定するために使うひもには、ビニールひもがおすすめです。
ビニールひもは、軽くて扱いやすいので、手軽に支柱をしっかりと固定することができます。
麻ひもでは少し耐久性が劣るため、麻ひもは避けましょう。
まとめ
今回紹介した道具「クワ」「スコップ」「ホー」「じょうろ」さえあれば、栽培は十分に始められます。
初期費用としては少しお金がかかりますが、何度も買うものではないので、しっかり準備しておきましょう。
また、「ハサミ」や「ひも」は必要に応じて購入してくださいね。
さらに便利な道具が気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください!

それでは、楽しい家庭菜園ライフをお楽しみください!